<春季高校野球神奈川県大会:東海大相模10-0日大>◇26日◇準々決勝◇サーティーフォー保土ヶ谷球場

 準々決勝に臨んだ東海大相模が日大相手に自慢の強打を発揮して、10対0の7回コールド勝ちを収めた。

 2回に8点を入れる猛攻を見せ、5回、7回に1点ずつ加えた。

 そして150キロ右腕・福田 拓翔投手(3年)が7回裏から復帰登板した。2月に肘の違和感でノースロー調整を続け、先週から投球練習を行った。

 練習試合、紅白戦といった実戦形式の登板もなく、久しぶりの実戦マウンドが公式戦となった。

「原先生から勧められて、マウンドに登りましたが、実際に投げてみて楽しかったです」と笑顔を見せた福田。まだ5割程度の出来で、球速は常時135キロ前後で最速138キロ。ストライク先行の投球で三者凡退に切り抜け、「ストライクが投げられて良かったです」と振り返った。

 今後のコンディション状況で1週間後の準決勝(5日)で登板するか決める予定だ。