2025年春季近畿地区高校野球和歌山県予選は27日、準々決勝が行われ、初芝橋本星林が4強入りを決め、夏のシード権を獲得した。

 初芝橋本は1対0で耐久に競り勝った。6回に挙げた1点を、増田 広大投手(3年)、頼久 悠大投手(3年)のリレーで、相手を完封。チームを2018年以来、7年ぶりの4強入りに導いた。

 星林はセンバツに出場した市和歌山を延長10回タイブレークの末に、6対5で破り、18年ぶりの4強入りを決めた。序盤から激しい点の取り合いとなり、7回に2点差を追いつかれて延長戦へ。10回表を無失点に抑えると、その裏に敵失で1点を奪ってサヨナラ勝ちした。先発した則藤 瑞起投手(3年)は174球完投で勝利を導いた。

 敗れた市和歌山は、夏はノーシードから戦うことになった。

 5月10日に、準決勝の智弁和歌山日高初芝橋本星林が予定されている。

※トーナメント表はこちらから