浅野翔吾がノーヒットで二軍落ち 巨人高卒ドライチ野手5人の成長曲線
浅野翔吾(高松商時代)
巨人・浅野 翔吾外野手(高松商出身)が8日に登録を抹消された。高卒2年目の浅野は自身初となる開幕1軍入りを果たしたものの、ここまで3試合の出場で10打席に立ち、犠牲フライで打点を挙げたがノーヒット。バットで結果を残すことができなかった。2軍で鍛錬を積み、1軍昇格を目指すことになる。
浅野は高卒ドラフト1位で入団した希望の星だ。球団のトッププロスペクトといっても過言ではない。
近年の巨人の高卒ドラフト1位野手、つまり浅野と同じ立場だった選手たちは、2年目にどのような成績を残していたのだろうか。
2000年以降では、巨人がドラフト1位で高卒の野手を獲得したのは浅野で5人目だった。浅野以外の4人は、岡本 和真内野手(智辯学園出身)、大田 泰示外野手(東海大相模出身)、藤村大介(熊本工出身)、坂本 勇人内野手(光星学院出身)だった。
この4人の2年目の成績を見ると、坂本が群を抜いている。開幕スタメンの座をつかむと1試合も欠場することなく144試合に出場。打率.257、8本塁打の成績を残した。以降の成績は改めて語る必要もないが、坂本は2年目につかんだチャンスをものにし、トップスターまで一気に駆け上がった。
坂本の1学年下にあたる藤村は、3年目まで1軍出場は0。4年目に119試合の出場で28盗塁をマークし盗塁王に輝いている。大田は1年目に3試合、2年目に2試合の出場があったもののノーヒット。その後、出番を増やすも主力となったのは、日本ハムに移籍した2017年以降だった。
岡本はルーキーイヤーに本塁打を放つなど17試合に出場したが、2年目は3試合の出場で本塁打は0本。安打も1本だけだった。ブレークしたのは4年目で、3年目までは結果を残すことができていなかった。
巨人における過去の「高卒ドラフト1位指名の野手」を見ると、2年目から結果を残していたのは坂本だけ。2軍調整となった浅野は、ここからどのような成長曲線を描いていくのだろうか。
<巨人の高卒ドラフト1位野手>
※2000年以降
2022年:浅野 翔吾(高松商出身)
2014年:岡本 和真(智辯学園出身)
2008年:大田 泰示(東海大相模出身)
2007年:藤村 大介(熊本工出身)☆
2006年:坂本 勇人(光星学院出身)☆
(☆は高校生ドラフト)
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DQN
2024-04-10 at 8:32 PM
植芝盛平みたいにならなきゃダメでしょ。甘ちゃんすぎますわ。