【春季東京都大会】都立小山台が春季初戦を14得点コールド発進! 2回戦で昨秋16強の桜美林と対戦へ!
勝利した小山台の選手達
都立小山台は2018、2019年の夏に2年連続で東東京都大会準優勝。「都立の星」として夏の甲子園出場に迫った。今もなお夏大会では上位進出常連の実力校として君臨するチームは、今春初戦となった筑波大附戦を14対2と大勝。夏大会のシード、関東大会への出場権獲得に向け、弾みをつけた。
初回から4番に座る主将・笹谷 亮太外野手(3年)のタイムリーなどで3点を挙げると、続く2回にも打者一巡の猛攻で6得点。試合中盤ミスも重なり、失点をする場面もあったが、打線が手を緩めず5回を終えて10点差がついたためコールド勝ちとなった。
試合後、笹谷は、「勝つことが出来て嬉しいのが一番」と総括。初回のタイムリーは、「1点先制した後に打順が回ってきたので、気持ちの面ではリラックスして入れた」と振り返る。また、「投げる準備はしていた」と、5回2アウトの場面から登板。最後のバッターをセカンドフライに打ち取った。
春に向け、「終盤の弱さ」に課題を持って取り組んだ。新チームに足りていなかった後半の粘りを意識し、練習試合などに臨んでいた。「試合の入りを大事に練習してきた中で、今日の試合では先制も出来たし、最後もダメ押しできたことはよかった」と笹谷。春季大会初戦からこの冬で取り組んできたことの成果を見せた形となった。
次戦は昨秋ベスト16入りの桜美林と対戦。強豪校との試合に向け笹谷は、「相手のレベルもどんどん上がっていく。楽な試合にはならないと思うが、先のことは考えず、1つずつ勝ち上がっていくことをチームとして意識していきたい」と意気込んでいる。
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