松本剛(日本ハム)が絶好調! 伝説の三冠王以来”2度目の右の首位打者”誕生なるか!?
帝京時代の松本剛
日本ハムの松本 剛外野手(帝京出身)が、7日のオープン戦(対西武)で2打数2安打の大当たりを見せた。6番センターでスタメン出場すると、第1打席で右前安打を放ち、第2打席でも右前安打を放った。ともに逆方向への技ありの一打に、好調ぶりがうかがえる。
今年のオープン戦では好成績を収めている。まだ2試合とはいえ、7日時点で6打数4安打2打点、打率は.677。対外試合でも6試合で14打数6安打4打点、打率.429としっかりと結果を残している。
6安打中、左前安打がわずか1本で、残りは中前安打3本、右前安打2本。センターを中心にした打撃ができている。
2022年には日本ハムの右打者として初の首位打者に輝いた。昨年こそ打率が.276と3割に届かなったが規定打席に到達している。今季、ここまでの好調がキープできれば、2度目の首位打者獲得への夢も広がる。
パ・リーグで日本人の右打者が複数回、首位打者となったのは、元ロッテで活躍した落合博満氏の1981年、1982年の2年連続獲得までさかのぼらないといけない。
昨年は、オリックスの頓宮 裕真捕手(岡山理大附出身)が首位打者に輝いた。22年の松本に次いで、2年連続で右打者の首位打者だった。頓宮もオープン戦2試合で4打数2安打、打率.500。対外試合は3試合5打数2安打、打率.400と、こちらもしっかり結果を残している。
帝京時代、3年夏の甲子園初戦で、1学年下の花巻東・大谷 翔平投手(現ドジャース)から安打も放っている松本。頓宮とのレースにも勝利して、落合氏以来となる、2度目の右打者首位打者に向けて、調整ペースをグッと上げていく。
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