東京ガスの4番打者が引退!木更津総合で甲子園出場、早稲田大、東京ガスで全国優勝を経験!
地引 雄貴(東京ガス)
昨年、現役引退した社会人野球選手に東京ガス・地引 雄貴内野手(木更津総合)がいる。
世代としてはソフトバンク・東浜 巨投手(沖縄尚学)、楽天・則本 昂大投手(八幡商)と同じ1990年世代だ。
地引は木更津総合時代から活躍を見せた。下級生から正捕手としてチームを牽引し、2年夏(2007年)は千葉大会準優勝。あと一歩で甲子園を逃した悔しさを糧にレベルアップに励み、3年春(2008年)は関東大会に出場して、決勝戦で横浜相手に4対0で勝利し、優勝を経験。
夏は左腕・田中 優投手(明治大-京葉ガス)とのバッテリーで 東千葉大会を勝ち抜いて、5年ぶりの夏の甲子園出場に貢献した。地引は高校通算27本塁打を放った強打の捕手としてプロからも注目を浴びたが、2009年4月、早稲田大へ進学。3年春(2011年)からレギュラーとなり、その秋に打率.344を記録し、4年春(2012年)はベストナインを獲得して、リーグ優勝を経験。
第61回全日本大学野球選手権大会に出場し、決勝戦では東浜擁する亜細亜大に4対0で完封に導く好リードで優勝に導いた。
2013年、東京ガスに入社し、主力打者として活躍。ポジションは捕手から一塁になったが、主力打者として多くの勝利に貢献。2021年の都市対抗では初優勝を経験。地引は4番打者として、18打数6安打の活躍だった。
2022年は都市対抗10年連続表彰、社会人ベストナイン一塁手部門も受賞した。
現役最終年となった2023年でも4番ファーストとして都市対抗、日本選手権にも出場した。