辰年に強い高校は? センバツ出場有力校の名将は24年前に初優勝、過去60年の甲子園成績を振り返る
創志学園・門馬監督
2024年は辰年である。過去の辰年で甲子園優勝している学校はどこになるのか。
過去5大会を振り返っていきたい。
1964年 センバツ 海南(徳島、現・海部) 選手権 高知(高知)
1976年 センバツ 崇徳(広島) 選手権 桜美林(西東京)
1988年 センバツ 宇和島東(愛媛) 選手権 広島商(広島)
2000年 センバツ 東海大相模(神奈川) 選手権 智辯和歌山(和歌山)
2012年 センバツ、選手権ともに大阪桐蔭(大阪)
1964年は東京五輪が開催された年だった。センバツは海南、選手権は高知と四国勢が優勝した。
1976年を振り返ると、センバツは崇徳(広島)が優勝。大会前から屈指の好投手として注目された黒田 真二投手(元ヤクルト)が決勝戦で完封勝利を挙げた。選手権では桜美林が初出場初優勝。決勝ではPL学園を延長11回の激戦の末、サヨナラ勝ちを収めている。
1988年は上甲 正典監督率いる宇和島東が初出場初優勝を飾った。夏では広島商(広島)が15年ぶり6回目の優勝。決勝戦では福岡第一に1対0で完封勝利を飾っている。
2000年は東海大相模がセンバツ優勝。現在では名将としての呼び声が高い門馬 敬治監督が初めて全国優勝した大会だった。選手権は智辯和歌山が猛打爆発、11本塁打、100安打と大会記録を打ち立て、3年ぶりの甲子園優勝を決めた。
2012年はセンバツも、選手権でも、大阪桐蔭と光星学院(青森)の決勝戦となり、どちらも大阪桐蔭が勝利し、同校にとって最初の春夏連覇を達成。当時のエースは阪神、MLBで活躍する藤浪 晋太郎投手だった。
今年は辰年で甲子園優勝経験のある門馬監督が創志学園を率いて、センバツ出場が有力な立場。辰年でセンバツ1回、選手権1回ずつの優勝のある広島では広陵のセンバツ出場も有力だ。
辰年で全国優勝するのはどのチームになるのか?