近藤健介、甲斐拓也…リアル野球盤に出場するメンバーが今季達成可能な記録は?
甲斐 拓也(ソフトバンク)
1月2日にテレビ朝日系で放送されるバラエティー「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」。人気企画の『リアル野球 BAN』は毎年豪華メンバーが集結する。出演メンバーを紹介しながら、今季達成可能な記録について迫りたい。
注目はメジャー移籍から3年目ぶりの出演となるカブス・鈴木 誠也外野手(二松学舎大付)だ。メジャー移籍初年度は月間最優秀新人を獲得するなどアピールを続けたが、怪我で苦しんだ。それでも、昨シーズンは松井秀喜氏(星稜)、ドジャース・大谷翔平選手(花巻東)と並び日本人3人目となる20本塁打を記録。
シーズン終盤には打撃も上向き、9月の月間打率も.375と好成績で存在感を発揮した。日本人投手がメジャー移籍を叶えることが多い中、大谷、レッドソックス・吉田正尚外野手(敦賀気比)らと共に日本人野手を代表するメジャーリーガとして躍動する姿に期待が高まる。
NPBからは、ソフトバンク・近藤 健介外野手(横浜)、甲斐 拓也捕手(楊志館)、日本ハム・松本剛外野手(帝京)の3選手が参加する。
近藤はFA移籍1年目でプロ初となる全試合出場を果たし、ゴールデングラブ賞を受賞。打撃では首位打者を4厘差で逃したものの、本塁打と打点の2冠を達成する大車輪の活躍を見せた。来シーズンは通算100本塁打や300二塁打など節目の記録も迫っている。世界一にも貢献した打撃で、強力ソフトバンク打線を率いる活躍から目が離せない。
甲斐も豊富な経験と持ち味の強肩で投手陣をまとめ上げた。打撃では通算499安打と500安打まで1本と迫っている。さらにレギュラーになって以降、大きな離脱もなく7年連続で100試合以上の出場を記録。現在904試合に出場しており、育成指名選手史上初となる1000試合出場も射程圏内だ。松本選手も22年シーズンに首位打者の実力者。今シーズンは自己最多となる135試合に出場し、通算500安打も残り25安打と目前だ。
石橋ジャパンにも原口 文仁選手(阪神タイガース)ら帝京高校 OBが出場。”ARE”を経験した勢いと原口の持ち味であるパンチ力を発揮できるか。
豪華メンバーが集まる正月の風物詩を楽しみに待ちたい。