1014億円契約発表の「12月9日」は大谷記念日!? 記念すべきプロスタートも同じ日に……
大谷翔平
移籍先が注目されていたメジャーの大谷 翔平選手(花巻東出身)が、ドジャースに移籍することが決まった。MLB史上最高額となる10年7億ドル(約1014億円)の超大型契約となった。
この歴史的契約日は現地時間、12月9日。実は、大谷が2012年に日本ハム入団を表明したのも12月9日だった。さらに、2017年メジャー挑戦のエンゼルス入団会見を行ったのも、12月9日。この日は、大谷の大きな決断となる節目となってきた。今回のドジャース移籍の表明日は、単なる偶然とは思えない。日本中のファンの間でも、話題になっている。
そうなると、どうでもいいが、他にも「大谷記念日」はないのだろうか、知りたくなった。ふと、「初もの」の日を調べてみると、ささやかだが1つだけ共通の「記念日」が存在した。
二刀流の大谷だが、日本でもメジャーでも、打者として最初に試合に出場している。日本ハム時代では1年目の2013年3月29日、西武戦に「8番・右翼」で出場。この日はプロ初出場、初スタメンだった。初打席こそ三振を喫するが、その後5回に初安打、6回には初打点となる右前適時打をマーク。好投手・岸 孝之投手(現・楽天=名取北出身)から、初出場初安打初打点を記録していた。
メジャーでも、同じ日に達成している。エンゼルス1年目の2018年3月29日、アスレチックス戦で「8番・指名打者」でメジャー初出場初スタメン。この日に初打席初安打をマークしている。同じ日に「8番打者」としてデビューし、初安打をマークしていた。
気は早いが来年の日程を見ると、なんとドジャースは、通常開幕に先駆けて3月20日から2試合、韓国で「先行開幕」することになっている。それも相手はパドレス。もしかしたらダルビッシュ 有投手(東北高出身)と対戦? 夢は大きく膨らむ。
3月29日はドジャースにとって開幕4試合目に当たり、アメリカ本土での「開幕2戦目」となる。大谷のことだから、それまでに「移籍初もの」を達成している可能性は高いが、ドジャースタジアムでのホームゲームで、きっと大活躍をしてくれるに違いない。