【愛媛】準々決勝 聖カタリナ vs 新田
強豪私学対決は聖カタリナに軍配！
〈第105回全国高校野球選手権愛媛大会：聖カタリナ7ー2新田〉◇23日◇準々決勝◇松山・坊っちゃんスタジアム
結果
| 新田 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | Loss |
| 聖カタリナ | 0 | 0 | 0 | 3 | 1 | 1 | 1 | 1 | × | 7 | Win |
夏は初の甲子園を目指す聖カタリナと、2年ぶりの聖地を狙う新田との私学対戦。聖カタリナは今大会初戦で最速148キロをマークした注目右腕、河内 康介投手（3年）を、新田打線がどう攻略するかが注目された。
先手を取ったのは新田だった。初回に連打と相手失策も絡み、1死満塁のチャンスで、5番・渡邊 大輝外野手（2年）の右前適時打で1点を先制し主導権を握る。
さらに4回、先頭打者が四球で出ると犠打で二塁に送り、2死後、8番・田中 佑来捕手（3年）の適時打で追加点を奪って2対0とした。
対する聖カタリナは4回に打線が繋がる。先頭打者が内野安打で無死一塁。1死後、盗塁が決まり5番・千崎 柚希外野手（3年）の右前適時打で1点を返した。さらに6番・高橋 歩夢内野手（3年）の左翼線二塁打で1死二、三塁とチャンスを広げると、7番・金田 大輝外野手（3年）の左前適時打で同点とし、続く8番・河内の左翼への犠飛で3対2と逆転した。
5回も無死から四球の走者を二塁に送り、内野安打を絡めて1死一、三塁とチャンスを広げ、次打者の内野ゴロの間に1点を追加。6回と7回にも各1点ずつを追加して6対2とさらにリードを広げた。
8回には新田の3番手・菊川 希投手（1年）を攻めて、1死二塁から外野への飛球で走者を三塁に進め、2番・園 宰外野手（3年）の左中間適時二塁打で7対2とし勝利を決定付けた。
新田も序盤こそ安打を集め、聖カタリナの先発・河内を攻め立てたが、5回以降は走者は出すものの進めることができなかった。
聖カタリナの先発・河内は、序盤こそ制球が不安定だったが、ここぞの場面で、この日最速 146キロをマークした直球を中心に新田打線を7回まで2点に抑えてチームの勝利に貢献した。
