志布志vs薩南工
10盗塁、足攻で揺さぶる・志布志
<春季九州高校野球鹿児島大会:志布志11-5薩南工>◇28日◇2回戦◇平和リース
志布志は初回、四球を選んだ2人の走者が重盗を決め、二、三塁とすると、5番・倉冨 翔(2年)が中前2点適時打を放って先制した。
倉冨も二盗を決め、四球を選んだ6番・平田 洸雅(2年)との重盗も決まり、再び二、三塁とすると7番・福元 敬翔(2年)が中前2点適時打を放ち、計4点を先取した。
3回は1番・山下 琉生(3年)の右越え三塁打で2点、4回は6番・平田、7番・福元の連続適時打に犠飛で3点と畳みかけた。
薩南工は4回裏、4番・宇都 良晋主将(3年)の中前適時打、7番・大坪 拓典(2年)の右前適時打で2点を返し、5回は3番・松久保 光大(3年)の犠飛で1点を返し、食らいついた。
6、7回と、志布志は果敢に盗塁を決め足で揺さぶって好機を広げ、7点差とした。計10盗塁を決めた足攻が生きた。
7回裏、薩南工は3番・松久保の左越え二塁打で1点を返し、コールドを阻止したが、反撃もここまでだった。
(取材=政 純一郎)