鹿児島vs頴娃
流れ二転三転、劇的な幕切れ・鹿児島
流れが二転、三転し、最後は劇的な幕切れとなった。
頴娃は立ち上がり、4番・今吉瑛翔主将(2年)のセンターオーバー三塁打で先制。3回は3番・有馬崇稀(2年)のセンターオーバー三塁打、4番・今吉のライト前タイムリーで2点を加えた。
3回裏、鹿児島は3番・岡元暉志(1年)のタイムリー内野安打、5番・宇田俊介(2年)のレフトオーバー2点タイムリー二塁打などで計4点を挙げて逆転。4回には9番・冨重旺次郎(2年)、1番・川口大賀(2年)の連続タイムリーで2点を追加した。
中盤は再び頴娃が盛り返す。
5回表に2点を奪って1点差とすると、6回は一死満塁から3番・有馬のセンター前2点タイムリー、5番・德田宗太郎(1年)の犠牲フライで計3点を加えて、2点のリードを奪った。
鹿児島は終盤に意地を見せる。
7回に6番・新村太輝(2年)のセンター前タイムリーで1点差。9回裏は二死二三塁から代打・村永有哉(1年)のタイムリー内野安打で同点に追いついた。なお二死満塁とチャンスを継続。最後は暴投で決勝点が入り、2時間31分の熱戦に決着がついた。
(文=政 純一郎)