頴娃vs鹿屋工
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4番・今吉の満塁弾で決着!頴娃が16対11と激戦制し鹿屋工を下す
頴娃・今吉瑛翔
中盤以降、激しい点の取り合いが続き、3時間15分もの長丁場となった。
頴娃は序盤から順調に得点を重ねた。4回は3番・有馬崇稀(2年)のレフトオーバー三塁打で2点、6回は3番・有馬のライト前タイムリー、5番・德田宗太郎(1年)のレフト前タイムリーで2点を加え、9-1と大きくリードを広げた。
このまま頴娃がコールドで勝ち切るかと思われたが、6回裏に鹿屋工が反撃に転じる。
無死満塁から捕逸、押出し、内野安打、エラーと下位打線が粘って得点を重ね、1番・倉岡力翔(2年)のライトオーバー二塁打、2番・本白水太慎(2年)のライトオーバー三塁打と連続長打で畳みかけた。この回、打者13人で9点のビッグイニングで8点差をひっくり返した。
頴娃は直後の7回、2番・前村諦養(2年)のライトオーバー二塁打ですぐさま同点に追いつき、8回は8番・下温湯来(1年)のライトオーバー二塁打で再び勝ち越す。9回は4番・今吉瑛翔主将(2年)が満塁ホームランを放ちダメ押した。
その裏、鹿屋工も連続長打で1点を返したが、反撃もここまでだった。
(取材=政 純一郎)
8点目を挙げた頴娃
9点目を挙げた頴娃