神村学園vs国分中央
大技、小技絡め、夏の再戦コールド勝ち・神村学園
本塁打を放った前薗奎斗(神村学園)
7月の夏季大会決勝で顔を合わせた両者の再戦だった。
2回、無死満塁のチャンスを生かせなかった神村学園だったが、3回表に4番・前薗奎斗(2年)がレフトスタンドに2ランを放って先制する。
4回は8番・西村大地(2年)のライトオーバー三塁打、1番・長谷杏樹主将(2年)のスクイズ、4番・前薗のレフト前2点タイムリーで計4点と大きく点差を広げた。
国分中央はその裏、二死からチャンスを作り、7番・棈松蒼生(1年)のセンター前タイムリーで1点を返した。
6回表、神村学園は3番・福田将大(1年)がスクイズ、4番・前薗がレフトオーバー二塁打を放って3点をダメ押し。4番・前薗は4安打6打点と活躍し、大技だけでなく送りバント、スクイズなど小技もきっちり絡めて、コールド勝ちだった。
国分中央は7回裏、一死満塁と攻め立て、何とかコールドを阻止たかったが、併殺で倒れ夏の雪辱は果たせなかった。
(文=政 純一郎)