立正大立正vs錦城学園
ワンチャンスをものにした立正大立正が投手戦を制した！
先制タイムリーを放った久保薗晃也(立正大立正）
天候に恵まれ、絶好の野球日和となった10月6日、[stadium]市営立川球場[/stadium]での第2戦、元プロ野球選手内田和也監督率いる立正大立正と昨年の秋、惜しくも敗れ、雪辱を果たしたい錦城学園のリベンジマッチとなった。
試合は両チーム6回まで得点が入らず、両投手の球を絞りきれていなく打たされてるケース、フライアウトが多く、振り切ってのフライも少なくタイミングが合っていなく、先制点が勝利へのカギとなっていた。
そんな投手戦の中、試合が動いたのは7回表、錦城学園の攻撃、6番佐藤寛太7番井澤宏太に連打を浴び、ニ死一三塁のピンチになる。だが、立正大立正のエース・古城颯太が代打酒井拓馬を三振に抑える。ここで立正大立正が波に乗ると裏の攻撃、5番亀山矩人のライト前で出塁し、6番平岡大知がバントで送る。続く7番本戦からベンチ入りした久保薗晃也が執念のレフト前で貴重な1点を先制。
立正大立正は8回にも、二死から2番大口祐希がライト前を放ち、すかさず盗塁を決める。3番本庄康宗のセンター前で大きな追加点を入れ、続く4番溝口兼司のライトオーバースリーベースでダメ押しの1点を入れ、完全に試合の流れを持っていき最終回を古城が3人でしっかり締め、立正大立正が投手戦を制した。先発の古城は中盤以降、バッテリー間で配球を変えるなど粘り強いピッチングを見せた。
夏に毎回ベスト16まで勝ち上がる程の実力がある錦城学園、6回に7回に連打でチャンスを作るが、あと一本が出ず、点を入れることができなかった。
結果リベンジを果たせず悔しい試合となり、リベンジは次戦に繰り越された。
3対0の投手戦を制した立正大立正は大森学園と14日の日曜日12時30分より[stadium]神宮第二球場[/stadium]で2回戦が行われる。両校、初戦と同様の東東京対決となった。
