試合レポート

鹿児島vsラ・サール

2018.10.01

市内大会の再戦、投手戦で惜敗・ラ・サール

 鹿児島ラ・サールは8月末の鹿児島市内大会で対戦している。このときは鹿児島が12対2、5回コールド勝ちで大勝したが、今回の再戦は一転して1点を争う投手戦となった。

 鹿児島は2回裏、二死から6番・奥翔太(1年)、7番・嶽下渉(1年)の連続二塁打で先制する。

 3回裏一死一二塁となったところでラ・サールは先発の小島舜平(2年)からエース原響生(2年)にスイッチ。四球で満塁となったが次打者をショートゴロ併殺で打ち取ってピンチを切り抜けると、4回以降は両者得点が奪えず、淡々と試合が進む。

 8回表、ラ・サールは先頭の8番・原がレフト前ヒットで出塁し、盗塁、送りバントで三塁まで進み、1番・草野智裕(2年)のセカンドゴロで原がホームを狙うも好返球でタッチアウト。

 ピンチを脱した鹿児島はその裏、好投を続けた8番・向吉大(2年)が自らのバットで犠牲フライを放って貴重な追加点を挙げた。

 9回表も一死から走者を出すも併殺で試合終了。向吉は被安打5、1時間38分のスピードゲームだった。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.02

【茨城】常総学院、鹿島学園、水戸一、つくば秀英が4強入り<春季県大会>

2024.05.01

【神奈川】関東大会の切符を得る2校は?向上は10年ぶり、武相は40年ぶりの出場狙う!横浜は6年ぶり、東海大相模は3年ぶりと意外にも遠ざかっていた春決勝へ!

2024.05.01

春季大会で頭角を現した全国スーパー1年生一覧! 慶應をねじ伏せた横浜の本格派右腕、花巻東の4番、明徳義塾の正捕手ら入学1ヶ月の超逸材たち!

2024.05.02

激戦必至の春季千葉準決勝!関東大会出場をかけた2試合の見所を徹底紹介!

2024.05.02

【長野】松商学園、長野日大、東海大諏訪などが県大会出場へ<春季県大会支部予選>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.26

今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.26

古豪・仙台商が41年ぶりの聖地目指す! 「仙台育英撃破」を見て入部した”黄金世代”が最上級生に【野球部訪問】

2024.04.28

【長野】上田西、東海大諏訪、東京都市大塩尻が初戦突破<春季県大会支部予選>

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?