乙訓vs神港学園
乙訓が快勝で2回戦へ!2年生左腕・富田が好投!
校歌を歌う乙訓ナイン
第三試合目は乙訓と神港学園の対戦である。乙訓は、今夏の京都大会では初戦で敗退したものの、新チームになり秋季大会では順当に勝ち上がり京都大会を制した。これに対し神港学園は甲子園も経験する兵庫の名門校である。
乙訓は、1回裏にはヒットと四球に足を絡めた攻撃で2点を先制すると、3回裏には打者10人、7連続安打で積極的に足も活かせた攻撃で6点を奪って試合を決めた。7回コールドゲームで9対1という大差となった。
乙訓の先発は背番号10を付ける2年生の左腕、富田大輝が先発した。やや制球に難があるようにも見えたが、思い切ったストレートにキレのあるカーブやチェンジアップを駆使し神港学園打線を打ち取っていった。走者は出す(被安打3、与四球4)ものの連打を許さなかったため1失点で切り抜けることができたといえる。また、一塁への牽制が上手いのも特徴だろう。エースナンバーを付ける川畑大地投手は「温存」したため、2回戦以降はどんな試合をするのか楽しみだ。
(文=住本 剛史)
注目記事
・2017年秋季大会 特設ページ