松本県ヶ丘vs高遠
松本県ヶ丘 シード校の底力で後半に突き放す
第5シード・松本県ヶ丘に、8年ぶりに夏1勝を挙げた地域校の高遠が挑む構図。
松本県ヶ丘は、高遠のエース鈴木伶弥の立ち上がりを攻め、1回には5番松田稜平の中越え2点先制適時打、2回には1番横内海音、2番間中亮介の連続適時打で2点を加え、主導権を握った。
松本県ヶ丘のエース窪田寛大の緩急を使った投球に抑えられていた高遠は3回、一死二、三塁から2番水谷優希の右前適時打で2点をかえすと、3番向山奎汰は中越え適時三塁打で1点差。5番鈴木にも左前適時打が生まれ、一気に4対4の同点とした。
追いつかれた松本県ヶ丘は6回、1番横内の適時二塁打で勝ち越すと、8回には三度、横内に適時打が生まれて2点を追加。9回にも1点を加えた松本県ヶ丘は、足がつりながらも窪田が最後まで高遠打線に的を絞らせずに完投勝ちした。
高遠の鈴木は2日前の初戦で延長13回185球完投していただけに、後半、球威が落ちたところをとらえられた。
(文=小池 剛)
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