三本松vs坂出商
早稲田実業下した第1シード・三本松、坂出商との接戦制し初戦突破!
昨日までに1回戦5試合を終えた「第99回全国高校野球選手権香川大会」は大会3日から2回戦16試合に突入。その初戦には大会第1シード、6月18日(日)の「香川県高等学校野球連盟招待試合」では最速144キロ右腕・佐藤 圭悟(3年・174センチ66キロ・右投左打・東かがわリトルシニア出身)が高校通算103本塁打の清宮 幸太郎(3年主将・一塁手)率いる早稲田実業(西東京)打線を5安打7奪三振完封し、名を一気にあげた三本松が登場した。
ただ、実際に試合が始まってみると三本松は3年前の代表校・坂出商に対し、苦しい戦いを強いられる。打線は2回表一死満塁から8番・下地 海誠(2年・三塁手・180センチ75キロ・右投右打・東かがわリトルシニア出身)の左犠飛と9番・黒田 一成(3年・遊撃手・173センチ66キロ・東かがわ市立白鳥中出身)の左前安打で幸先よく2点を先制したものの、以後は坂出商先発・赤尾 侑哉(3年・172センチ74キロ・坂出市立白峰中出身)の投ずる2種類スライダーに有効打が出せず。ようやく9回表に一死二・三塁から黒田の右犠飛と1番・大久保 祥吾(2年・左翼手・176センチ68キロ・右投右打・高松市立屋島中出身)の中前適時打で突き放した。
エース・佐藤も坂出商に8安打を打たれる内容。4回裏には6番からまさかの4連打を喫し、8番・赤尾には初球を左前適時打され今大会初失点。6回裏には二死二塁から赤尾に中前に運ばれ、あわや同点の場面を作られた。
ただ、それでも要所を締めたのは流石四国NO1右腕。8回裏にはこの試合最初の三振をこの日最速の142キロで奪うと、9回裏は3人で片付け完投勝利。1時間55分で初戦を突破している。なお、勝った三本松の3回戦は、7月16日(日)[stadium]レクザムスタジアム[/stadium]10時で行われる大会第7日・第1試合。高松第一vs善通寺第一の勝者と対戦する。
(レポート=寺下 友徳)
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