松本深志vs諏訪清陵
松本深志が2回のビッグイニングで初戦突破
球速140キロ以上をマークする小林綾、小林絃の双子2本柱を擁して春の中信地区予選を制している松本深志に、諏訪清陵が挑んだ。
1回表の松本深志の攻撃を3人で斬った諏訪清陵はその裏、二死から連続四球の走者を置き、5番畑山悠雅の適時打などで3点を先制。しかし松本深志は2回、四死球で無死一、二塁とすると6番西尾慧の投前犠打を、三塁封殺を狙った畑山が悪送球し、無安打で1点をかえした。さらに無死一、三塁で7番小林綾が中越えの2点適時三塁打で3対3の同点とした。さらに松本深志は9番寺川陸の犠飛で勝ち越しに成功するとこの回、打者2巡、7安打で12点を挙げ、大量リードを奪った。
諏訪清陵は2回途中から2番手として登板した名取昭真が3回以降は諏訪清陵に安打を許さず、反撃を待った。諏訪清陵も5回から弟の絃がリリーフしノーヒットの好投。松本深志はコールドゲームがかかった7回に諏訪清陵・畑山の本盗で1点を失ったもので、12対5の7回コールドで大事な初戦をものにした。
(文=小池 剛)
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