鹿児島実vs志布志
綿屋に今大会初アーチ・鹿児島実
第1シード鹿児島実がノーシードから勝ち上がった志布志を鎧袖一触。12安打10得点と効率良く加点し、1時間30分のスピードゲームで5回コールド勝ちした。
初回、一死から今大会絶好調の2番・佐々木幸大(3年)が左中間三塁打を放ち、3番・中村天(3年)の犠牲フライで先制した。
3回は一死二塁で4番・綿屋樹主将(3年)がライトスタンドに今大会初アーチとなる2ランを放った。綿屋が打つと鹿児島実打線は活気づく。6番・井戸田智也(2年)、7番・井戸田貴也(3年)の兄弟連続タイムリーも飛び出し、一挙4点で大きく勝機を手繰り寄せた。
4回にも6番・井戸田智の犠牲フライ、代打・西野友晴(3年)のライト前2点タイムリー、好投を続けた9番・丸山拓也(3年)にもタイムリーが出て4点を加えた。
志布志は毎回安打の7安打放ったが、3回の二死満塁、4回の二死一三塁の好機にタイムリーが出なかった。5回も一死から2番・立山剛吉主将(3年)がセンター前ヒットで出塁し、3番・髙橋孔志(2年)が四球でつないで、何とか1点を返してコールドを阻止したかったが、後続を絶たれた。
(文=政 純一郎)
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