鹿児島城西vs松陽
打撃戦を制す・鹿児島城西
鹿児島城西18、鹿児島松陽10、計28安打の打撃戦を、シード鹿児島城西が打ち勝った。
10本の長打が効果的に得点に結びついた。初回、3番・田中翔馬(2年)のライト線、5番・辻亮吾(2年)のライトオーバーの二塁打で2点を先取。2回の3点目は2番・又吉秀真(2年)のライト線二塁打、4回の4点目は3番・田中のセンターオーバー三塁打、5回の5点目は7番・福永将希(2年)のレフトオーバー二塁打が、それぞれタイムリーだった。
8、9回にも攻撃の手を緩めず、3点、2点と加えた。
鹿児島松陽は8点差を追いかける9回、二死から3番手で登板した江口智也(2年)を攻め、エラーで出塁し、代打・猪俣洸晴(2年)から3連打を浴びせて2点を返し、意地を見せた。
(文=政 純一郎)