2011.09.25
際立った森川のピッチング
183センチ75キロ-。
熊本商のエース右腕・森川祐至のピッチングが際立った試合だった。8回を終了した時点で、被安打2、投球数も88球と完璧な投球内容であったが、9回突如崩れた。城北打線に4安打を集中され、四死球も2とこの回だけで計4点を許した。「9回の投球練習で右足がつってしまいました」(森川)。それでも無死満塁の場面で投ゴロの併殺に仕留めるなど、なんとかしのぎ切り、苦しみながらも完投勝利を飾った。この日の森川は、140キロをマークしたが、球速だけではない安定感をみせ、存在感を十分に示してくれた。
(文=編集部:アストロ)
この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部
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