弥栄vs津久井浜
緒方礼央(弥栄)
弥栄が津久井を7回コールドで下し4回戦進出!
2試合目は弥栄と津久井浜の公立校対決。
1回の表、弥栄はワンアウト二塁から3番緒方礼央の左中間を破る二塁打で1点を先制する。
2回の裏、津久井浜はワンアウト三塁から6番万名のタイムリーで同点に追いつくが、3回の表、弥栄の打線が爆発。緒方礼の3ランホームランなどで一挙7点を入れる。弥栄は試合を優位に進めていき、6回には6番吉良のタイムリー、7番海老原のタイムリーで2点を加え、7回の表にも3点を加えて13対1に。
意地を見せたい津久井浜はこの回から代わった富田に襲い掛かり、二死満塁から3番蒲谷のレフト前タイムリーで1点を返すと、4番横須賀の左中間を破るツーベースで二者生還し14対3と追い上げる。
5番鈴木啓も鋭い当たりを放ったが、ショート緒方礼がジャンピングキャッチし、ゲームセット。津久井浜の追い上げ及ばず、弥栄が7回コールド勝ちで4回戦進出を決めた。
1本塁打4打点を記録したショートの緒方礼央(右/右 173センチ70キロ)をピックアップ。
スクエアスタンスから構えて、小さなステップから踏み込んで打つ好打者だ。スイングの鋭さ、打球の速さは弥栄の選手の中でも頭一つ抜けていた。上のレベルでも続けることのできるポテンシャルを持った逸材だ。
(文=編集部:河嶋 宗一)