明治神宮大会優勝、選抜4強入りを成し遂げた2010年の大垣日大ナインのその後
左から高校時代の阿知羅 拓馬、時本 亮
甲子園を沸かせた名チームを振り返るシリーズ。今回は2009年の明治神宮大会初優勝を飾り、翌年の選抜では4強入りを果たした大垣日大ナインのその後を紹介していく。
投手 阿知羅 拓馬 3年(JR東日本-中日)2013年4位
投手 葛西 侑也 2年(日本製鉄東海REX)
捕手 時本 亮 2年(専修大-東芝)
内野手 小島 啄矢 3年(中京学院大-サンメッセ<軟式>)
内野手 高田 直宏 2年(朝日大)
内野手 小尾 拓大 3年(立教大)
外野手 後藤 健太 2年(愛知大)
外野手 安藤 嘉朗 2年(名城大)
この中でエースの阿知羅 拓馬がプロ入り。1年春から公式戦出場を果たすなど大きな期待の中高校野球生活をスタートさせるも、2年秋には怪我などにより、背番号1を葛西 侑也に譲る。出場した明治神宮大会では決勝戦の東海大相模戦で実戦復帰し、チームも逆転勝利で初優勝を果たした。選抜では北照戦で先発し1失点完投勝利を果たした。高校卒業後にJR東日本に進み1年目から救援投手として公式戦に登板。3年目には最速150キロを計測した。その2013年のドラフトで中日から4位指名を受け、プロ入りを果たした。
阿知羅とエースを争った1学年下の左腕・葛西 侑也は高校卒業後、日本製鉄東海REXに進み2016年までプレーした。
葛西 侑也とともに1年時から大舞台を経験してきた時本 亮は専修大に進学。専修大では現ソフトバンクの高橋 礼とバッテリーを組んだ。大学卒業後は東芝に進み2018年までプレーした。
5番・三塁手の小尾 拓大は立教大に進学。1年秋にリーグ戦デビューを果たし、大学4年間で57試合に出場。2年春には11試合に出場し36打数10安打で打率.278を残した。
2007年の選抜で初出場を果たし準優勝を飾った大垣日大。2010年の成績はこれに次ぐ成績で近年では2010年が最高成績となっている。今夏独自大会では中京を6対5で破り優勝を果たした大垣日大。これからも高校野球界を大いに盛り上げてほしい。
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