オープン戦大当たりの福田秀平(多摩大聖ヶ丘出身)はロッテ移籍で一気にスター選手になれるか?
福田秀平
去年、福岡ソフトバンクから千葉ロッテに移籍した福田秀平(多摩大聖ヶ丘出身)はここまで期待通りの活躍を見せている。
昨季80試合出場ながら、自己最多の9本塁打、26打点と自己最多の数字を残した。走攻守のバランスが取れていて、12球団屈指の戦力層を誇る福岡ソフトバンクで2015年から80試合以上を出場した実力は魅力があった。年俸順位が11位以下で、補償なしのCランクということでさらに人気が高まった。
いきなり東北楽天とのオープン戦で、高めのストレートを振り抜き、ライトスタンドへ飛び込む先頭打者本塁打を放った。
その後も安打を重ね、4試合で12打数6安打、打率.545と高打率を残した。さらに3盗塁と、トップバッターとしてこれ以上ない記録を残している。
今季から4年4億8000万の契約を結び、昨季の3600万と、大幅増。さらに前年まで千葉ロッテに在籍していた鈴木大地(桐蔭学園出身)の背番号7を背負ってプレーしている。球団の期待は高く、やはり福岡ソフトバンク時代の数字を残すことが前提となるだろう。もしそれが実現できれば、移籍によってスターになった選手として語り継がれる選手となるだろう。1988年世代の野手として、さらに地位を高めることを期待したい。
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