News

オープン戦大当たりの福田秀平(多摩大聖ヶ丘出身)はロッテ移籍で一気にスター選手になれるか?

2020.03.05

オープン戦大当たりの福田秀平(多摩大聖ヶ丘出身)はロッテ移籍で一気にスター選手になれるか? | 高校野球ドットコム
福田秀平

 

 去年、福岡ソフトバンクから千葉ロッテに移籍した福田秀平(多摩大聖ヶ丘出身)はここまで期待通りの活躍を見せている。

 昨季80試合出場ながら、自己最多の9本塁打、26打点と自己最多の数字を残した。走攻守のバランスが取れていて、12球団屈指の戦力層を誇る福岡ソフトバンクで2015年から80試合以上を出場した実力は魅力があった。年俸順位が11位以下で、補償なしのCランクということでさらに人気が高まった。

 いきなり東北楽天とのオープン戦で、高めのストレートを振り抜き、ライトスタンドへ飛び込む先頭打者本塁打を放った。

 その後も安打を重ね、4試合で12打数6安打、打率.545と高打率を残した。さらに3盗塁と、トップバッターとしてこれ以上ない記録を残している。

 今季から4年4億8000万の契約を結び、昨季の3600万と、大幅増。さらに前年まで千葉ロッテに在籍していた鈴木大地(桐蔭学園出身)の背番号7を背負ってプレーしている。球団の期待は高く、やはり福岡ソフトバンク時代の数字を残すことが前提となるだろう。もしそれが実現できれば、移籍によってスターになった選手として語り継がれる選手となるだろう。1988年世代の野手として、さらに地位を高めることを期待したい。

関連記事
「育成の巨人」証明へ 大化け途中の3人の速球派右腕たち!
目指せ開幕一軍入り&二塁手のレギュラー争い しのぎを削る巨人の下位指名・育成組の内野手カルテット

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鴎大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?