鹿児島商vs鹿児島
那波主将の2ランで勢い・鹿児島商
鹿児島商と鹿児島は8月の鹿児島市内大会準々決勝でも対戦し、この時は点の取り合いの末、9対8で鹿児島商が競り勝った。鹿児島にとっては3回戦のラ・サールに続いて市内大会の再戦だった。
鹿児島商は初回、一死満塁から内野ゴロで先制した。
その裏、鹿児島は二死から3番・鶴田康太(1年)がライト前ヒットで出塁し、4番・大庭爽汰(2年)のライトオーバー三塁打で同点に追いついた。
4回表、鹿児島商は6番・北園開飛(2年)のレフトオーバー二塁打で勝ち越し。5回は二死一塁から5番・那波浩樹主将(2年)がライトスタンドに2ランを放ち、チームを勢いづけた。
8回表にも9番・白瀬祥樹(2年)のセンター前2点タイムリーなどで3点をダメ押し、鹿児島商が市内大会に続いて鹿児島を退け、昨秋に続く8強入りを果たした。
(文=政 純一郎)