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快進撃! 日本ハムの「早く一軍で見たい」3選手! 高卒3年目右腕が二軍防御率1点台

2024.05.02


上武大時代の進藤勇也、中京大中京時代の畔柳享丞

2軍戦が開幕して1カ月以上が経過した。ここまで1軍の戦力として期待できそうな結果を残している選手は多い。

昨シーズンはパ・リーグで最下位に沈んだ日本ハムは、今季はここまで順調に成績を収めている。首位を突っ走るソフトバンクに負けじと、4日現在で15勝11敗の貯金4の2位。引き分けを挟んで5連勝もあり、若い力と投手力の安定がチーム成績を支えている。さらなる戦力アップが期待できる選手が台頭してくるだろうか。

今川 優馬外野手(東海大四→東海大北海道キャンパス→JFE東日本→2020年6位)
30試合 打率.333(75打数25安打) 3本 21打点

2軍では今川が打率.333と当たっている。もともと長打が売りの打者だが、なかなか本塁打が生まれていなかった。しかし4月25日のDeNA戦で待望の一発が飛び出し一安心。とはいえ長打率がルーキーイヤーの.606から.547と下がっているだけに、もう少し長打が欲しいところだろう。

進藤 勇也捕手(筑陽学園→上武大→2023年2位)
18試合 打率.268(56打数15安打) 1本 6打点

ルーキー捕手の進藤は、開幕から4試合連続ノーヒットと苦しんだものの、18試合で打率.268とまずまず。4月20日からは3試合連続で二塁打を放つなど、徐々にプロの水に慣れてきた。ルーキーながらオープン戦では10試合に出場するなど期待値は高い。1軍捕手陣の層は厚いが、今年中に1軍での出場機会をつかむためにも2軍で圧倒的な存在感を見せることができるか。

畔柳 亨丞投手(中京大中京→2021年5位)
6試合(19.1回) 1勝0敗 防御率1.40

投手では高卒3年目の畔柳が、4月27日のヤクルト戦で先発して5回を3安打1失点に抑え、2軍戦今季初勝利をマークした。ここまで防御率も1.40と結果を残している。2度目の先発で結果をしっかり残し、先発候補として2年ぶりの1軍登板を目指す。

※数字は2024年5月4日終了時点

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この記事の執筆者: 勝田 聡

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