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今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.26


大久保 快人(武相)、小宅雅己(慶應義塾)、法橋 瑛良(桐光学園)、百瀬匠(向上)

慶應義塾、横浜、桐光学園、東海大相模の4強は全国レベルの逸材が揃う!

【横浜】
昨秋関東大会出場の横浜は全学年に好選手が揃っている。
奥村 頼人投手(2年)は130キロ後半の速球を投げ込む本格派左腕。昨年プロ入りした杉山 遙希投手(西武)と比較するとストレートに角度があり、ボールの強さがある。決め球のチェンジアップも三振が奪える。
正捕手の椎木 卿五捕手(3年)は1年秋から活躍を見せる神奈川県屈指の好捕手。本塁打も打て、確実性の高いスローイングを見せる。阿部 葉太外野手(2年)は走攻守三拍子揃った大型外野手で、来年のドラフト候補として期待できる。峯 大翔内野手(3年)は1年から試合に出場し続ける巧打堅守の内野手。意識も高く、今年の横浜の内野陣をまとめる存在だ。為永 皓内野手(2年)は1年春からベンチ入りする左の好打者。速球投手に対しても工夫して安打が打てる好打者だ。
4回戦の相模原戦では1年生が5人ベンチ入りしたが、その中で池田 聖摩内野手をピックアップしたい。熊本中央ボーイズ時代から走攻守三拍子揃った遊撃手として注目され、投げても最速142キロを誇る。4回戦では打者1人相手に投げた。今後も活躍が期待される二刀流だ。

奥村 頼人(横浜)

【慶應義塾】
昨夏甲子園優勝の中心選手だった145キロ右腕・小宅 雅己投手(2年)、スラッガー・加藤 右悟内野手(3年)、大型左腕・鈴木 佳門投手(3年)が中心。小宅は伸びのある速球で三振を奪う。加藤は読みが鋭く、好投手からも本塁打を量産する。鈴木は130キロ後半の速球、カットボールで勝負。
今大会では右腕・加賀城 祐志投手(3年)が先発、リリーフで好投を見せている。

鈴木 佳門(慶応義塾)

【桐光学園】
昨秋、関東大会準々決勝まで進出し、センバツベスト8の山梨学院に延長戦を演じながらあと一歩で敗れた桐光学園。この冬は打撃力アップへ注いできた。徹底としたフィジカルトレーニング。新基準バットでも関係なく鋭い打球を飛ばす。大型遊撃手・森 駿太内野手は春から10本以上の本塁打を放ち、高校通算37本塁打に到達した。投手の練習も始めており、最速140キロの速球、切れのあるスライダーを投げる。守備では三塁、遊撃手を兼任し、抜群の強肩を見せる。総合力の高さは今年の遊撃手でもトップクラスだ。エースの法橋 瑛良投手(3年)は右スリークォーターから130キロ後半の速球、スライダー、カーブを投げ分ける。中村 優太捕手(3年)は1.9秒台の強肩で走者を刺し、木製バットを使いながらも鋭い打球を飛ばしており、着実にレベルアップしている。白鷹 悠人内野手(2年)は1年夏から主軸を打つ左の好打者。どの試合でもしっかりと鋭い打球を飛ばしており、打撃センスは抜群。二塁守備もスピーディな動きを見せる。

森駿太(桐光学園)

【東海大相模】
今年の神奈川随一の投手力を誇る東海大相模は、140キロ超えの速球を投げ込む投手を多く揃える。4回戦の桐蔭学園戦で完封した198センチの大型左腕・藤田 琉生投手(3年)は140キロ前半の速球、スライダー、カーブ、チェンジアップを駆使して打者を翻弄。二段モーションを取り入れたことで、体重移動が改善され、無理なく強いボールが投げられるようになった。完投能力もついて計算出来る投手へ成長した。塚本 空輝投手(3年)は130キロ後半の速球、カットボールで勝負する右腕、高橋 侑雅投手(3年)は140キロ前半の速球、カーブを投げ分け勝負する本格派右腕、最速148キロ右腕・福田 拓翔投手(2年)はどの試合でも140キロ中盤を投げ込み、潜在能力の高さは健大高崎の150キロ右腕・石垣 元気投手(2年)に匹敵する。
打者では和田 勇騎外野手(3年)はどの試合でも巧打を発揮する左打者。積極的なベースランニングも魅力で、膠着した試合展開の時には頼りになる存在。中村 龍之介外野手(2年)は1年生から試合に出場し、順調に成長を見せる左の強打者。春先の練習試合でも、好投手相手にも安打を連発したという。金本 貫汰内野手(2年)は下級生から試合に出場し続けるスラッガー。飛距離はチーム随一だが、やや調子を崩している様子。タイミングの取り方をつかめば、豪打をみせてくれるに違いない。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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