【春季鹿児島大会】鹿児島実の4番・原田が3打点の活躍
井上 剣也（鹿児島実）※写真は過去の取材より
＜第154回九州高校野球大会鹿児島県予選：鹿児島実5－0鹿児島工＞◇31日◇3回戦◇平和リース
鹿児島実は立ち上がり、1死二塁から3番・西 悠太朗（3年）の右越え三塁打で先制。続く4番・原田 颯馬（3年）はカウント1ボール1ストライクから3球目を狙いすましたように強振、打球は左翼席に飛び込む2ランとなって、幸先良く3点を先取した。
鹿児島工も2回、先頭の4番・川畑 雄大（3年）、5番・中村 武尊（2年）が連打で出塁し、犠打で1死二、三塁と得点機を作ったが、三ゴロで三走・川畑が飛び出しタッチアウト。二走・中村も三塁タッチアウトとなり併殺で生かせなかった。
4回、鹿児島実は暴投で追加点を挙げ、5回は1死二、三塁で4番・原田の一ゴロが野選となり、5点目。4番・原田は2ランを含む3安打3打点の活躍だった。
先発したエース井上 剣也（3年）は常速140キロ台の直球を中心に、5回までを2回の2安打のみに抑えた。6回からは右腕・長田 鉄生（3年）がリリーフし、こちらも4イニングを1安打無失点に抑えた。
鹿児島工は、5回途中からリリーフしたエース伊地知 俊丞（3年）が無失点に抑えて守備を立て直したが、打線が振るわなかった。
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