【準硬式関東大会】早稲田大、中央大が初戦突破 駒沢大は延長10回の熱戦を制す
駒沢大・掛川 拓己 ※写真提供=関東地区大学準硬式野球連盟
11日から開幕した第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会(以下、関東大会)。14日は2、3回戦合わせて15試合が行われ、中央大や早稲田大、さらに駒沢大などが勝利した。
強豪・中央大は、関東学院大を7対0の7回コールドで下した。1対0で迎えた2回、中央大は9番・岡部 匡十の適時打などで2点を追加。さらに4回にも岡部の適時打で中押しに成功すると、7回には2点を加えてコールド勝利を手にした。
シード校・早稲田大は、4対1で國學院大との接戦を制した。5回終わって2対1と息詰まる投手戦を繰り広げた中、6回に7番・阿部 剛士の適時打で早稲田大が突き放す。8回にも再び阿部がダメ押しの一打を放ち、試合を決めた。
捕手としても投手陣を牽引していた阿部は試合後、「初戦でかなり緊張しましたが、要所を抑えて勝ち切れたのは良かった」と一安心。次戦に向けて「一戦必勝で頑張ります」と闘志を燃やした。
延長戦までもつれた駒沢大は、6対5で城西大から勝利。先攻だった駒沢大は9回裏、城西大に追いつかれ、延長戦に突入したが、直後10回表に相手のミスや7番・上田 涼太の犠牲フライで2点を追加。このリードを駒沢大2番手・伊東 薫が何とか守り抜き、城西大との熱戦を制した。
他にも東洋大や法政大が勝利。15日は3回戦6試合が予定されており、23年大会の優勝校・帝京大やシード校・高崎健康福祉大などが登場する。
<14日の試合結果>
日本体育大6-3都留文科大
東洋大8-1山梨学院第医学部
中央大7-0関東学院大
早稲田大4-1國學院大
神奈川大11-1成蹊大
法政大8-1創価大
駒沢大6-5城西大
共栄大8-5東京電機大
学習院大20-0麻布大
東海大16-0上智大
国士舘大15-0日本大生物資源科学部
筑波大11-1東京農業大
立教大17-0一橋大
横浜国立大7-0東京農工大
日本大理薬生産12-10東京工業大
<15日の試合予定>
帝京大-宇都宮大
高崎健康福祉大-日本大理薬生産
日本体育大-東京理科大
慶應義塾大-学習院大
東海大-亜細亜大
明治大-共栄大
各試合の模様はこちらで速報中!
<関連記事>
準硬式の球春到来を告げる関東大会!連覇狙う帝京大、名門・中央大が軸 シード校に喰ってかかる4校も注目
【準硬式関東大会】慶應義塾大vs専修大の最注目カードは必見!大会の情勢占う創価大のブロックも強豪校が集結!
【準硬式関東大会注目選手一覧】日の丸を背負った野球エリートや甲子園球児、医学との文武両道選手など、多士済々!