Column

【準硬式関東大会注目選手一覧】日の丸を背負った野球エリートや甲子園球児、医学との文武両道選手など、多士済々!<田中裕毅の”準硬ドットコム”第10回>

2024.03.06


左から下平秀也、橋本剛石、功刀史也

準硬式のシーズン幕開けを告げる関東大会が3月11日に始まる。今回は関東地区大学準硬式野球連盟の協力のもと、注目選手たちを一挙に紹介したい。

<関東大会展望記事はこちらから>
準硬式の球春到来を告げる関東大会!連覇狙う帝京大、名門・中央大が軸 シード校に喰ってかかる4校も注目
【準硬式関東大会】慶應義塾大vs専修大の最注目カードは必見!大会の情勢占う創価大のブロックも強豪校が集結!

元U-15経験者、甲子園経験者、6年生などが登場!

トーナメント左上の組み合わせ

まずは左上から順にみていきたい。
シード校の立教大は現チームの副主将である陶山泰誠が攻守で牽引。春のベストナインを受賞したことのある実力者で、チームメイトはもちろん、学生委員をはじめとした関係者も注目する。

大会連覇を目指すシード校・帝京大は、秋のリーグベストナインだった坂本 拓海が注目。4番としてバットでチームに貢献できるかがポイントになってくる。

その他だと、甲子園大会を経験した国士舘大・下平秀也や東都1部昇格の立役者であり、秋は2部で投手三冠を獲得した柴崎創。さらに石橋時代に石田隼都(現巨人)から長打を放つなど、打撃センスが光った埼玉大・齋藤陽平といった選手たちも見逃せない。

トーナメント左下の組み合わせ

その下、中央大と早稲田大がシード校となっているブロック。中央大は元U-15経験者で、山梨学院を経て、現在は中央大の主将である功刀史也。早稲田大は秋のリーグベストナイン獲得の市川諒汰郎の活躍が期待される。

神奈川大学準硬式野球リーグを牽引し、中央大との対戦する可能性がある関東学院大は、印部颯汰が鍵を握る。キャプテンとして大黒柱を担い、チームにとって欠かせない存在。関東大会での活躍も期待される。
また静岡時代には主将として甲子園を経験。國學院大では副主将として、広角に打ち分ける打撃技術が光る金子裕人。そして筑波大医学群の駒修吾は、実習やテストなど勉学で忙しいなか、準硬式を継続してきた6年生。集大成となる関東大会で、チームを牽引する活躍が期待される。

下平秀也と功刀史也

固定ページ: 1 2 3

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.07.25

まさかの7回コールドで敗戦...滋賀大会6連覇を目指した近江が準決勝で涙【2024夏の甲子園】

2024.07.25

【ポニー】春夏連覇を阻止して初優勝!筑後リバーズが夏の日本一に輝く

2024.07.26

新潟産大附が歓喜の甲子園初出場!帝京長岡・プロ注目右腕攻略に成功【2024夏の甲子園】

2024.07.25

センバツ覇者・健大高崎が決勝進出!天敵の前橋育英に6点差を追いつかれるも10年ぶり夏勝利!

2024.07.26

報徳学園が3点差をひっくり返す!サヨナラ勝ちで春夏連続甲子園に王手!【2024夏の甲子園】

2024.07.25

まさかの7回コールドで敗戦...滋賀大会6連覇を目指した近江が準決勝で涙【2024夏の甲子園】

2024.07.24

享栄、愛工大名電を破った名古屋たちばなの快進撃は準々決勝で終わる...名門・中京大中京に屈する

2024.07.20

枕崎が1時間半遅れの試合でも集中力を発揮!堅守を発揮し、2年連続の8強!【24年夏・鹿児島大会】

2024.07.21

【中国地区ベスト8以上進出校 7・20】米子松蔭が4強、岡山、島根、山口では続々と8強に名乗り、岡山の創志学園は敗退【2024夏の甲子園】

2024.07.20

伊集院の好左腕・新藤、終盤力尽き、鹿児島実に惜敗【24年夏・鹿児島大会】

2024.07.08

令和の高校野球の象徴?!SJBで都立江戸川は東東京大会の上位進出を狙う

2024.06.30

明徳義塾・馬淵監督が閉校する母校のために記念試合を企画! 明徳フルメンバーが参加「いつかは母校の指導をしてみたかった」

2024.06.28

元高校球児が動作解析アプリ「ForceSense」をリリース! 自分とプロ選手との比較も可能に!「データの”可視化”だけでなく”活用”を」

2024.06.27

高知・土佐高校に大型サイド右腕現る! 186cm酒井晶央が35年ぶりに名門を聖地へ導く!

2024.06.28

最下位、優勝、チーム崩壊……波乱万丈のプロ野球人生を送った阪神V戦士「野球指導者となって伝えたいこと」