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【本日抽選】センバツ ”絶対見てみたい”対戦カード3選! 名将・注目選手・名門校、実現してほしい初戦の相手は?

2024.03.08


ラマル(大阪桐蔭)、吉岡(阿南光)、モイセエフ(豊川)

18日開幕の第96回選抜高校野球大会(阪神甲子園球場)の組み合わせ抽選会が8日に行われる。出場32校が待ちに待った本番での対戦相手が決まる。

今年は、同一地区からの出場校は準々決勝まで対戦せず、同じ都道府県の出場校同士は決勝まで対戦しない方式がとられる。今回、同じ都道府県からの出場は多く、以下の通りとなっている。

北海道=北海別海
青森=青森山田八戸学院光星
愛知=豊川愛工大名電
石川=星稜日本航空石川
京都=京都外大西京都国際
和歌山=耐久田辺

各県の2校は決勝までは対戦しないことになる。

今年はどんな組み合わせが初戦から実現するのだろうか。こんなカードが実現したら面白いと思うカードを勝手に想像してみる。

大阪桐蔭(大阪)ー八戸学院光星(青森)
2012年春夏ともに甲子園決勝を戦った2チームの対戦となれば話題になりそう。大阪桐蔭にはメッツ・藤浪 晋太郎投手、オリックス・森 友哉捕手がいて、対する当時・光星学院には、元阪神の北條 史也内野手、ロッテ・田村 龍弘捕手がいるなど、タレント軍団の対決だった。結果はともに大阪桐蔭が勝利し、春夏連覇を達成している。その後も2度対戦があったが、12年国体2回戦で大阪桐蔭が4対2で勝利、15年センバツ2回戦では大阪桐蔭が4対1で勝利と、ともに大阪桐蔭が勝利している。初戦でなくても、この因縁の対決は見たいものだ。

豊川(愛知)ー阿南光(徳島)
豊川のプロ注目打者のモイセエフ ニキータ外野手(2年)と、阿南光の「ドクターK」こと吉岡 暖投手(2年)の対決が見てみたい。センバツ出場選手中、打率、本塁打、打点の「三冠王」のモイセエフが、最速146キロ右腕で大会の「最多奪三振王」の吉岡をどう打つのか。新基準のバット使用でどう対応していくのか。センバツ注目の選手の対決は、勝敗を超えて楽しめる。

創志学園(岡山)ー学法石川(福島)
両チームの監督は、前任の高校で大きな実績を収めた。創志学園の門馬監督は東海大相模(神奈川)で春3回、夏1回の甲子園優勝を持つ。学法石川の佐々木監督は仙台育英(宮城)で春6度、夏13度の甲子園出場を経験し、春夏ともに準優勝も経験している。ともに新たな高校の指導者として「初采配」。その2チームが対戦となれば、見る人の目を楽しませてくれそうだ。

考えればキリがない。21世紀枠の別海田辺がどこと対戦するのか。大阪桐蔭の初戦の相手はどこなのか。1852年創設で初出場の耐久の相手は…。

毎年、組み合わせ抽選にはドラマがある。今年の運命も、神のみぞ知る。

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この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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