News

大学準硬式の雄・道崎亮太が独立リーグ・富山入団へ! 夢のNPB選手へ一歩近づく

2023.11.23


21日、独立リーグ「⽇本海リーグ」がドラフト会議行い、富山サンダーバーズが大学準硬式の道崎亮太(東邦―中京大)を指名した。
富山は、今年のNPBドラフトでロッテから2位指名を受けた大谷輝龍投手(小松大谷出身)らを輩出している注目の球団。そこに大学準硬式を代表する投手が入ることになったのだ。

道崎は、最速147キロを計測するストレートと、鋭く落ちるスプリットを武器に、大学準硬式では圧倒な投球を披露。先日開催された、大学準硬式初の甲子園大会でも、出場選手で最速となる146キロを計測していた。

道崎は能力だけでなく、志も高い選手だ。つねに卒業後を意識して練習に取り組み、硬式球の練習も欠かさなかった。甲子園大会期間中も体調に対して人一倍気を遣っていた。
「コロナは落ち着きましたけど、基本はマスクをしています。日頃から怪我はしない、体調は崩さない、ってことはいつも考えています」(道崎)

大学準硬式からは今ドラフトで高島泰都投手(滝川西-明治大-王子)がオリックスに5位指名されている。道崎は同じ大学準硬式出身の偉大な先輩に一歩近づいた。決して簡単な道のりではないが、妥協を許さない道崎の志の高さには、将来を期待せずにはいられない。富山を賑わせ、NPB入りへの道を切り拓いてもらいたい。
文・田中裕毅(大学準硬式評論家)

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?