News

MLB希望を口にした森下暢仁(広島)は来季、突出した成績を残せるか?

2023.12.16


森下 暢仁

広島東洋カープでローテーション投手として活躍している森下 暢仁投手(大分商)がMLB希望を口にしたという。今年は手術の影響で出遅れたが、20試合登板で、9勝6敗、131.2回を投げ、94奪三振、防御率3.01の好成績を残し、来季の年俸は1億3000万円(推定)となった。

森下の通算成績を振り返ると、MLBを狙える資格はあるといえるだろう。

4年間で、89試合、37勝24敗、防御率2.82と、13の貯金がある。また、毎年100回以上投げ、1完封以上しているなど、すべてにおいて優秀だが、勝ち星は10勝が最高。突き抜けた数字を残しているわけではない。誰もが認める成績を残してMLBにいくには、毎年15勝以上、防御率2点台前半が基準になるのではないか。森下はフォームもしなやかで、多彩な変化球を操れて、制球力も高く、ゲームメイク能力も高い。タイトルを常に狙える成績を残せば、高額契約を結べる投手だといえる。

2024年では、そんな成績を残せるか注目だ。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.16

【秋田】秋田修英と秋田工が8強入り、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?