News

大山、佐藤輝、糸原、阪神3選手が語る野球道具愛「ミリ単位のリクエストを出した」

2023.12.09


8日、スポーツメーカー・ミズノは、ブランドアンバサダーミーティングを開催。契約選手たちと来季に向けた道具の打ち合わせを実施。会場には、今年日本一になった阪神から、糸原 健斗内野手(開星出身)、大山 悠輔内野手(つくば秀英出身)、佐藤 輝明内野手(仁川学院出身)の計3人の姿があった。

来季に向けて3選手それぞれが、各道具の担当者へ要望を伝えた。糸原は「グリップの太さ数ミリだったり、グラブであれば1つ1つの革で変わってくるので、その辺りを相談させてもらった」と一流選手ならではの細かなリクエストを出した。大山も「本当に細かいところまで話をさせてもらった」と具体的な話はしなかったが、糸原同様に些細なところにもこだわって、リクエストを出した。
普通の選手であれば妥協しまいそうなところだが、プロである以上こだわりは譲らない。その思いの強さは、糸原の言葉からも伝わってくる。
「道具は自分たちにとって大事な商売道具ですので、良い道具がなければ、本来のパフォーマンスが発揮しきれない。良い結果を残すことはできません。本日のイベント中、ミズノの方が『道具は命だ』と言っていましたが、それくらい大事な存在だと思います」

最高のパフォーマンス、結果を残すために、惜しむことなく要求を出した選手たち。自分のためだというのはもちろんだが、「言い方は変かもしれませんが、いつも期待に応えてくれる」と佐藤が話していたが、限りなく理想に近い道具を提供するミズノのモノづくりを信頼しているからというのもあるだろう。
38年ぶりの日本一を達成した阪神。2024年はもちろん連覇の期待がかかる。佐藤や大山、そして糸原ら主力選手が中心となって、来年も大暴れしてくれるのを楽しみにしたい。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.20

【春季京都府大会】センバツ出場の京都国際が春連覇!あえてベンチ外だった2年生左腕が14奪三振公式戦初完投

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得

2024.05.19

【宮崎】日章学園、富島、小林西などが初戦を突破<県選手権大会地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?