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ドラフト3球団競合・高橋純平が引退!2015年ドラ1たち「8年後の明暗」、 メジャーリーガーからスカウト、軟式に転向した選手など多種多様

2023.12.02


桜井俊貴、高橋純平、今永昇太、吉田正尚

ソフトバンクで奮闘していた高橋 純平投手(県立岐阜商出身)が現役引退を決意した。県立岐阜商時代は世代屈指の投手として注目され、高校日本代表にも選ばれた。世代No.1投手としてドラフト1位で3球団が競合したのは、高校野球ファンの記憶に強く残っている。

高橋と同じ2015年のドラフトで1位指名を受けた選手たちを見てみると、NPBでは苦戦を強いられた選手がいる。

阪神・高山 俊外野手(日大三出身)は新人王こそ獲得したが、今年戦力外通告。トライアウトを受験したが、まだ進路は公表されていない。また西武のドラ1だった多和田 真三郎投手(中部商出身)は2021年で退団。現在は軟式野球の六花亭で継続している。

巨人・桜井 俊貴投手(北須磨出身)は引退し、スカウトに転身。広島のドラ1・岡田 明丈投手(大阪商業大高出身)は、来年からは育成選手としてプレーする。

こうした苦労人がいる一方で、オリックス・吉田 正尚外野手(敦賀気比出身)はレッドソックスに移籍。メジャーリーガーとして活躍している。DeNA・今永 昇太投手(北筑出身)もメジャー移籍を表明し、複数球団が獲得に動いていると報じられている。

他には、中日・小笠原 慎之介投手(東海大相模出身)、ロッテ・平沢 大河内野手(仙台育英出身)らが現役として残っている現状だ。

MLBで活躍する選手からスカウトや軟式に転向した選手など、15年のドラ1たちの現在地は様々だった。場所は違えど、それぞれの環境で活躍することを願っている。

<2015年ドラ1の現在>
阪神:高山 俊⇒戦力外
DeNA:今永 昇太⇒継続(MLB挑戦)
広島:岡田 明丈⇒継続(育成契約)
巨人:桜井 俊貴⇒引退
ヤクルト:原 樹理東洋大姫路出身)⇒継続
中日:小笠原 慎之介⇒継続
オリックス:吉田 正尚⇒継続(MLBでプレー)
ロッテ:平沢 大河⇒継続
ソフトバンク:高橋 純平⇒引退
楽天:オコエ 瑠偉関東一出身)⇒継続(巨人でプレー)
西武:多和田 真三郎⇒継続(六花亭でプレー)
日本ハム:上原 健太広陵出身)⇒継続

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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