News

「松坂2世」と称された高卒7年目右腕が戦力外 同期入団のメンバーも引退、手術から復帰を目指す選手も

2023.10.19


シーズン4位で終えた楽天は先日、戦力外通告を発表したが、そのなかには高卒7年目・髙田 萌生投手(創志学園出身)の名前が並んでいた。

創志学園時代は3年生の春夏で甲子園連続出場。当時は最速154キロのストレートもさることながら、平成の怪物・松坂大輔さんを彷彿させる投球フォームから、「松坂2世」と称されたことでも大きな話題となった。

2016年ドラフトでは5位指名で巨人に入団。2020年シーズン中にトレードで楽天に移籍したものの、2023年シーズンはファームで28試合登板して2勝3敗、防御率8.61と苦しい結果。ここまでのキャリアを見ても、1軍登板10試合で防御率9.61で0勝2敗、19.2回を投げて奪三振20、四死球16、自責点21という結果だ。

巨人の同期入団の選手を見渡しても、苦しんでいる選手が多い。4位・池田駿投手(新潟明訓出身)は引退、7位・リャオ・レンレイ投手は2019年に西武を戦力外となって現在、味全ドラゴンズへ移籍。

さらに2位・畠世周投手(近大福山出身)、3位・谷岡 竜平投手(成立学園出身)は手術を受け、復帰を目指しているところだ。1位・吉川尚輝内野手(中京出身)、6位・大江 竜聖投手(二松学舎大附出身)は主力で活躍しているものの、まだ7年目が終わったところだ。髙田はもちろん、それぞれがもう一花咲かせるところ見させてほしい。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】川内商工が2試合連続逆転サヨナラ勝ち!雨のため2試合が継続試合

2024.05.28

【大分】佐伯鶴城は4戦3勝、杵築は4戦で1勝<強化試合>

2024.05.28

【鹿児島】鹿児島玉龍と樟南が8強へ<NHK旗>

2024.05.28

交流戦開幕、初戦の注目は髙橋宏斗vs.今井達也の初対決!

2024.05.28

【鹿児島NHK選抜大会】錦江湾が1点差勝利!出水工の追い上げ、あと1点及ばず

2024.05.25

【熊本】九州学院、熊本工が決勝へ<NHK旗>

2024.05.25

【関東】白鷗大足利が初、逆転サヨナラの常総学院は15年ぶり決勝<春季地区大会>

2024.05.25

首都2部優勝の武蔵大の新入生に浦和学院の大型左腕、左の強打者、昌平の主軸打者など埼玉の強豪校の逸材が入部!

2024.05.25

【岩手】盛岡大附がサヨナラ、花巻東がコールドで決勝進出、東北大会出場へ<春季大会>

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【岩手】盛岡中央、釜石、水沢が初戦を突破<春季地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商