剛腕医学部生に甲子園優勝経験者 注目度上昇中の大学準硬式からプロ入り目指す選手たち【ドラフト】
群馬大・竹内 奎人
10月26日に開かれるドラフト会議。今年は大学生投手が上位候補に名を連ねる中、大学準硬式出身の5名もプロ志望届を提出。じつは彼ら、「隠れた逸材」ばかりなのだ。
全日本大学準硬式野球連盟では、今年5名がプロ志望届を提出したことを発表している。
なかでも注目度が高いのが中京大・道崎亮太投手(4年=東邦)だ。高校時代には、石川 昂弥内野手(現中日)、熊田 任洋内野手(現早稲田大)とともに3年生春のセンバツで優勝を経験。現在は中京大のエースとして活躍する最速147キロの剛腕である。
道崎に負けない実力と経歴を持つという意味では、群馬大・竹内奎人投手(6年=静岡高)も見逃せない。中学時代にはU-15代表に選出された逸材。静岡高時代には、3年生春にセンバツ出場。2回戦・大阪桐蔭戦では2番手でマウンドに上がった実績がある。
現在は医学部に在籍する学生だが、最速147キロまで計測する剛腕としてチームを牽引。全国大会にも出場しており、まさに文武両道を体現する選手である。
このほかにも最速140キロ中盤を計測する関西学院大・池端 航洋投手(4年=土佐)などがプロ志望届を提出している。
隠れた逸材がいることで、年々注目度が高まっている大学準硬式野球。2020年のドラフトで西武から5位指名を受けた大曲 錬投手(西日本短大附出身)が最後になるが、今年は先輩に続いて指名を受ける選手が出てくるか。
<大学準硬式野球・プロ志望届提出者>
久留米工業大・秋山 哲坪
中京大・道﨑 亮太(東邦)
群馬大・竹内 奎人(静岡)
関西学院大・池端 航洋(土佐)
国士舘大・川浦 大希(相模原弥栄)