試合レポート

【U-18】練習試合 高校日本代表 vs 駒澤大

2023.08.27


山形中央時代の武田 陸玖

高校日本代表が東都2部の駒澤大の主力メンバーに食い下がる!惜敗も手応えある戦いぶり

<練習試合:駒澤大4-2高校日本代表>◇26日◇都内

高校日本代表が東都2部の強豪・駒澤大と対戦。駒澤大はリーグ戦にも出場した主力メンバーで臨んだ。

高校日本代表は東恩納 蒼投手(沖縄尚学)が先発したが、いきなり二塁打を浴び、そこから犠飛で1点を先制された。さらに2死二、三塁から6番・大森 廉也外野手(4年=市立船橋)の内野安打で2点を追加され、0対3とリードを許した。

馬淵監督は駒澤大のこのプレーについて「駒澤大が素晴らしかったのは二塁走者はすでに本塁を目指して走っていたこと。あのプレーは我々にとって参考になりました」と判断力に優れた駒澤大の走塁技術の高さを評価していた。

2回にも、連打でチャンスを作られ、犠飛で0対4とされてしまう。馬淵監督はこの4点目は重かったと語る。

「7イニング制ですから、序盤の4点はやはり苦しいですよね」

それでも、高校日本代表は攻撃面で食い下がった。2回、1死から尾形 樹人捕手(仙台育英)が四球で出塁すると、6番・武田 陸玖投手(山形中央)の場面でヒットエンドランを敢行。武田は中前安打を放ち、一、三塁のチャンスを作ると、7番・小林 隼翔内野手(広陵)の左前適時打で1点を返した。

4回には、森田 大翔内野手(履正社)が右翼線へ二塁打を放ち、その後、1死三塁から武田の二ゴロで2対4とする。しかし、その後は駒澤大投手陣に抑え込まれ、敗れる結果となった。

続けて、1回のみのタイブレークを行ったが、武田が俊足の大森に適時三塁打を打たれ、2点を失い、さらに代打の柳野 友哉内野手(3年=大阪桐蔭)にも安打を打たれ、3点を失う。その裏、高校日本代表は新妻 恭介捕手(浜松開誠館)、武田の中前適時打で2点を返したが、反撃はここまでだった。

試合も、タイブレークでも負けてしまう形になったが、投手以外は、ほぼ主力メンバーの駒澤大相手に2対4と接戦を演じた。武田が2安打2打点の活躍を見せたことに、馬淵監督は「本来は3番が良いと思っているのですが、野球において、走者が溜まった状態で打席が回りやすいんは6番。6番が良いと得点が入りやすいのは、高校野球も、プロ野球も同じです。そういう意味で武田は良かったかなと思います」と武田の活躍を評価。武田は凡退した内容を悔やみながらも、前向きに捉えていた。

アウトになった打球も駒澤大の守備力がなければ、ヒットになっていた打球もあり、内容はそれほど悲観するものではない。

投手の仕上がり自体もよく、武田をはじめ、木村 優人投手(霞ヶ浦)、中山 優月投手(智辯学園)、東恩納の4投手はいずれも最速は140キロを超えた。

「まだまだ適性を見極めます」と口にした馬淵監督。28日の大学代表との壮行試合のオーダーや、起用方法が注目される。

【駒澤大スタメン】
(指)渡邉 旭(2年=仙台育英)
(三)岩本 皓多(4年=関西)
(左)西田 翔哉(1年=享栄)
(一)神宮 隆太(4年=西日本短大附)
(左)三浦 颯斗(4年=八戸西)
(中)大森 廉也(4年=市立船橋)
(捕)薩美 進之介(4年=山手学院)
(二)工藤 波音(3年=弘前南)
(遊)高田 祐輝(4年=倉敷工)
投手  本間 葉琉(1年=羽黒)

【高校日本代表】
(中)丸田 湊斗(慶應義塾)
(左)橋本 航河(仙台育英)
(一)寺地 隆成(明徳義塾)
(三)森田 大翔(履正社)
(捕)尾形 樹人(仙台育英)
(指)武田 陸玖(山形中央)
(遊)小林 隼翔(広陵)
(右)知花 慎之助(沖縄尚学)
(二)緒方 漣(横浜)

 

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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1 Comment

  1. 高校野球ファン

    2023-08-27 at 10:46 AM

    仙台の橋本くん、地元から応援してます!がんばってください!

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