群馬大会が8日開幕 60チームが優勝目指して戦う
第105回全国高校野球選手権群馬大会が8日、上毛新聞敷島球場で開幕した。65校60チームが甲子園出場をめざし、27日の決勝まで熱戦を繰り広げる。
同球場で行われた開会式では東農大二の吹奏楽部の演奏に合わせ、各校の選手たちが入場行進をした。
行進後、太田の森田莉吏さん(3年)が「君が代」を、渋川女子の石井楓苗さん(3年)が「栄冠は君に輝く」を独唱した。
選手宣誓では、桐生第一の石塚 快士主将(3年)が「コロナ禍でも、たくさんの人たちの支えのおかげで、この日を迎えることができました。歓声が戻る高校野球でもう一度、野球ができる喜び、声援から受け取る勇気、そして、仲間と分かち合う感動を胸に、観客の皆様と一試合一試合心を込めて全身全霊で戦うことを誓います」と声を張り上げた。
今年は新型コロナウイルス対策の緩和に伴い、4年ぶりに声出し応援が可能となり、制限のない形で、夏の高校野球が行われることになる。