れいめいvs川薩清修館
れいめいのエース寺園が2安打完封!
<第105回全国高校野球選手権鹿児島大会:れいめい6ー0川薩清修館>◇6日◇1回戦◇鴨池市民
れいめいは初回、先頭の1番・堀之内 瑛仁(2年)が右前打。相手野手が打球処理を誤る間に一気に生還し、先制した。
更に、1死一、二塁から重盗を仕掛けて揺さぶり、5番・牧 大椰(3年)の犠飛、6番・永田 英佑(3年)の右越え二塁打、7番・寺園 海里(3年)の左前適時打で計4点を先取した。
このまま一気にれいめいが畳みかけるかと思われたが、川薩清修館はエース松田 元(3年)が2回を三者凡退で打ち取り、試合を立て直した。3回に犠飛で1点を許したが、4回から6回まで3人ずつで打ち取った。7回に2死二、三塁のピンチを背負ったが、松田をリードしていた捕手の廣瀬 裕太(3年)がリリーフでマウンドに上がり、追加点を許さなかった。
れいめいは8回に2死から下位打線が粘って一、二塁とし代打・坂口 大介(3年)の左前適時打で6点目を挙げた。
なおも一、三塁とコールドにする好機だったが、川薩清修館の2番手・廣瀬が踏ん張ってコールドは阻止した。
れいめいの右腕エース寺園は6回2死まで1人の走者も出さないパーフェクト投球。尻上がりに少ない球数で打たせてとる投球が冴え、散発2安打で二塁も踏ませず、10奪三振、99球の完封劇だった。
記事=政 純一郎