試合レポート

4回戦 城西大城西 vs 豊南

2023.07.20


馬場(城西大城西

<第105回全国高校野球選手権東東京大会:城西大城西10ー1豊南(7回コールド)>◇20日◇4回戦◇大田スタジアム

 城西大城西vs豊南の一戦は城西大城西が優位に試合を進めた。

1回、2死一、二塁のチャンスから5番・半田 虎之介外野手(3年)の適時三塁打で2点を先制。

 5回には打線が繋がり、打者9人の攻めで、一挙に4点。6回にも相手のミスから2点を追加し、8点目。7回にも追加点を挙げ、10対1とした。

 先発・馬場 力也投手(3年)は常時120キロ後半の速球と鋭く曲がるスライダーを武器に6回1失点の力投を見せた。

 7回からマウンドに登った2番手の溝口 博斗投手(3年)は左腕から最速135キロの直球と110キロ前半のスライダーのコンビネーションで抑えて、コールド勝ちを決めた。

 主将の渡部 玲央内野手(3年)は「今年は突出した力を持つ選手がいないので、つなぐ役割、送る役割と各自が役割をしっかりとこなして試合に入ることができています」と各選手が個々の役割を徹底できているのが、今大会の躍進につながっているという。

 コンタクト力の高い選手が多く、集中打を持ってプレーでき、ここ一番でしっかりと力を発揮することができている。今年は競争を勝ち抜いた3年生主体のメンバーで、昨年を超える5回戦進出となった。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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