試合レポート

鹿児島南vs出水

2023.07.07


鹿児島南が初回4得点で勝機つかむ

<第105回全国高校野球選手権鹿児島大会:鹿児島南5ー2出水>◇5日◇1回戦◇鴨池市民

立ち上がりに大きく試合が動いた。

鹿児島南は1死からエラーを挟んで4四球を選び、2つの押し出しと7番・迫 礼仁(3年)が中前2点適時打を放ち、わずか1安打で4得点と幸先の良い立ち上がりだった。

その裏、出水も1死から右前打で出塁した2番・船木 祐心(2年)が盗塁、暴投で三塁まで進み、捕逸で1点を返した。

点の取り合いになりそうな初回の両者だったが、2回以降は投手陣が立ち直って接戦に。

5回、鹿児島南は2死一、二塁から8番・大谷 陽斗(2年)の中前適時打で再び4点差としたが、6回、出水は1死から3連打を浴びせ、5番・竹中 達貴(3年)の中前適時打で再び3点差に食らいつく。

終わってみれば初回の4点で勝機をつかんだ鹿児島南が3点差で勝利。出水は1回途中からロングリリーフとなった2番手・辻 直希(2年)が試合を立て直した、3、5回以外は毎回走者も出したが、打線がもうひと奮起できなかった。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?