茨城屈指の進学校の練習は効率的 19人でも練習の緊張感が凄い
日立一は茨城県でも有数の人気校であり、進学校として知られている。秋は県大会まで勝ち上がったものの、初戦で霞ヶ浦の前に敗れた。悔しい敗戦だったが、チームの取り組みにはこだわりがある。
指揮官・中山監督は、強豪私学とある程度フィジカルで競り合わなければ「頭を使ったプレーは通じない」と痛感し、体づくりに注力している。同時に走塁など技術面の強化を行い、選手たちの成長を促している。
さらに数字を活用し、普段の練習に達成感や充実感を与えることで自信を深めるなど、心技体をバランスよく鍛えて、春への準備を続けている。19人ながら熱量も高く、躍進が期待される。2度目の夏の甲子園出場へ、まずは春の県大会で結果を残すことができるか。
日立一の特集は、高校野球ドットコムの公式Youtubeチャンネルで配信されている。