News

侍ジャパン、甲子園優勝投手も生まれたポニーに球春到来 全日本をかけた関東大会が開幕

2023.02.27

侍ジャパン、甲子園優勝投手も生まれたポニーに球春到来 全日本をかけた関東大会が開幕 | 高校野球ドットコム
千葉ジャガーズ主将・町山小哲

 プロ野球のキャンプは後半に差し掛かり、高校野球では各地で春季大会の抽選会が行われ、3月からの春季大会に向けて、少しずつボルテージが高まっている。そんななか、ポニーは26日、いち早く公式戦となる第46回関東連盟春季大会を開催した。

 侍ジャパンに呼ばれたオリックス・宮城 大弥投手(興南出身)や、甲子園優勝投手となった西武・今井 達也投手(作新学院出身)などを輩出し、人気が高まっているポニーの関東地区で開催された今大会。49チームが参加し、26日は開会式として柏の葉公園野球場に全チームが集結した。

 まずは予選トーナメントを戦い、結果を残したチームが第48回全日本選手権大会への出場権をつかむ。全国大会に繋がっている大きな大会である。

 開会式では優勝した江東ライオンズを先頭に選手たちが行進してくると、那須勇元事務総長が広澤克実理事長に代わって選手たちへ挨拶。ポニーとしては、2023年は初めて女子のワールドシリーズが日本で開催されるなど、選手たちのために従来の年間スケジュールに戻していくことを改めて伝えた。

 先日の記者会見でも3年ぶりにアジア大会が開かれるなど、世界に組織を持っているポニーらしさが戻ってくることが発表されている。その皮切りといっていい関東大会は、まさにポニーにとって「球春到来」を告げる意味の大きい大会である。選手を代表として千葉ジャガーズで主将・町山小哲]が選手宣誓を務めて開会式は終わった。優勝の行方とともに、どんな選手たちが活躍するのか。注目して追いかけていきたい。

以下、選手宣誓文

宣誓
我々選手一同は、この環境で野球ができることに感謝し、
笑顔で楽しく、最後の1球まで諦めず、
正々堂々全力でプレーすることを誓います。

令和5年2月26日
千葉ジャガーズ主将・町山小哲

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.16

涙の甲子園デビューから大きくレベルアップ!前橋商の192センチの剛腕・清水大暉は、高速スプリットで群馬県大会19回1失点、22奪三振の快投!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・ コム注>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

U-18代表候補・西尾海純(長崎日大)、甲子園で活躍する幼馴染にむき出しのライバル心「髙尾響には負けたくない」

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?