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5大会連続でWBCに横浜高から選出、ソフトB近藤の活躍なるか

2023.01.31

5大会連続でWBCに横浜高から選出、ソフトB近藤の活躍なるか | 高校野球ドットコム
高校時代の近藤 健介(横浜高出身)

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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本代表が発表された。

 先行発表された12人を含め全30人は、前回大会から2大会連続で選出されているのは楽天・松井 裕樹投手(桐光学園出身)、ヤクルト・山田 哲人内野手(履正社出身)、カブス・鈴木 誠也外野手(二松学舎大附出身)の3人だけ。ほぼ総入れ替えとなった。

 各選手の出身高では、複数人の代表選手を輩出している高校は1校もない。全員が異なる高校の出身だった。これは5回目で初めてのことになる。

 また、今回、横浜高(神奈川)出身のソフトバンク・近藤 健介外野手が日本代表に選出された。これで横浜高はすべての5大会連続で代表戦選手を輩出したことになる。

 第1回大会は松坂 大輔投手(西武)と多村 仁外野手(横浜=現DeNA)、第2回大会はレッドソックスに移籍した松坂と涌井 秀章投手(西武)。第3回大会は涌井が出場し、第4回大会では筒香 嘉智外野手(DeNA)が選出されていた。

 一方、4大会連続で代表選手を輩出していた大阪桐蔭高からは1人も選出されなかった。大阪桐蔭高からは第1回大会に西岡 剛内野手(ロッテ)、第2回大会は岩田 稔投手(阪神)、第3回大会では中田 翔外野手(日本ハム)、第4回大会では平田 良介外野手(中日)と藤浪 晋太郎投手(阪神)、そして中田が出場していた。今回は森 友哉捕手(オリックス)が事前に辞退したことで0人となった。

 過去、横浜高勢では松坂が第1回、第2回と2大会連続でMVPを受賞。第3回大会では涌井が4試合で防御率0.00。第4回大会では筒香が打率.320、3本塁打と各大会で結果を残している。今大会の近藤はどのような活躍を見せてくれるだろうか。今から楽しみだ。

(記事:勝田 聡

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[page_break:第5回WBC 日本代表選手及び出身校]

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第5回WBC 日本代表選手及び出身校

<投手>
11 ダルビッシュ 有(パドレス/東北
12 戸郷 翔征(巨人/聖心ウルスラ学園)
13 松井 裕樹(楽天/桐光学園
14 佐々木 朗希(ロッテ/大船渡
15 大勢(巨人/西脇工
16 大谷 翔平(エンゼルス/花巻東
17 伊藤 大海(日本ハム/駒大苫小牧
18 山本 由伸(オリックス/都城
20 栗林 良吏(広島/愛知黎明
21 今永 昇太(DeNA/北筑
22 湯浅 京己(阪神/聖光学院
26 宇田川 優希(オリックス/八潮南
28 髙橋 宏斗(中日/中京大中京
29 宮城 大弥(オリックス/興南
47 高橋 奎二(ヤクルト/龍谷大平安

<捕手>
10 甲斐 拓也(ソフトバンク/楊志館
24 大城 卓三(巨人/東海大相模
27 中村 悠平(ヤクルト/福井商

<内野手>
1 山田 哲人(ヤクルト/履正社
2 源田 壮亮(西武/大分商
3 牧 秀悟(DeNA/松本第一
7 中野 拓夢(阪神/日大山形
25 岡本 和真(巨人/智辯学園
33 山川 穂高(西武/中部商
55 村上 宗隆(ヤクルト/九州学院

<外野手>
8 近藤 健介(ソフトバンク/横浜
9 周東 佑京(ソフトバンク/東農大二
23 ラーズ・ヌートバー(カージナルス/エルセグンド)
34 吉田 正尚(レッドソックス/敦賀気比
51 鈴木 誠也(カブス/二松学舎大附

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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