News

村上弟、潜在能力はドラフト指名級のスラッガー、山梨学院のエースなど日本大新入生のレベルはトップクラス!

2022.12.10

村上弟、潜在能力はドラフト指名級のスラッガー、山梨学院のエースなど日本大新入生のレベルはトップクラス! | 高校野球ドットコム
榎谷礼央(山梨学院)、村上慶太(九州学院)、瀬谷大夢(二松学舎大附)

 東都1部の日本大に、今年も全国トップクラスの選手が集まった。注目の新入生をピックアップして、ポジション別で紹介していきたい。

【投手】

 亀井 颯玖樹徳)は伸びのある135キロ前後の速球を投げ込む逸材で、伸びしろは抜群だ。

 生方 碧莞前橋育英) は大型右腕として注目されており、130キロ後半の速球には威力を感じる。大学では速球投手に化ける予感がある。

 松岡 敏喜藤井学園寒川)は香川県でも注目だった技巧派左腕だ。

 糠谷 翔大中央学院)もしなやかな投球フォームから繰り出す伸びのある快速球と、切れのある変化球を投げ分けて勝負する投手で、大学では大きく化ける可能性を秘めている。

 榎谷 礼央山梨学院)はプロからも注目された速球投手で、140キロ前半の速球と切れ味抜群のカットボールで翻弄する投手。

 梅澤 纏鳥取城北)は140キロ中盤の速球で勝負する投手で、今年の鳥取を代表する投手だ。

【捕手】

 高久 塁鹿島学園)は投手の持ち味を引き出すリード、強肩、強打が持ち味だ。

 山村 侑大天理)は2季連続で甲子園を経験している巧打の捕手。左打席からシャープな打球を飛ばすことができる。

 松浦 太河広島商)も今年のセンバツを経験している。好打が光る。

【内野手】

 上加世田 頼希内野手(敦賀気比)は高校時代、4季連続で甲子園を経験。そのうちエースとして2季連続で聖地のマウンドを経験した。投手としても完成度の高い投球が光ったが、高い打撃センスを生かし、大学では内野手として勝負する。

 富塚 隼介日大三)もパワフルな打撃を持ち味とする強打者で、ツボに入った時は簡単にオーバーフェンスが期待できる。

 村上 慶太九州学院)は、ヤクルト・村上 宗隆内野手(九州学院出身)の弟として知られ、長打力がある。日本大にとっては久しぶりのスラッガータイプの加入となるが、大成させることができるか。

 菊地 弘樹内野手(木更津総合)はパンチ力抜群の内野手として活躍を見せることができるか。

 小松 聡真東洋大姫路)は堅実な守備とシュアな打撃を持ち味とする。

 相澤 秀光山梨学院)はパンチ力抜群の長打力と、堅実な守備が光る山梨県屈指の中距離打者。

【外野手】

 澁谷 剛生山梨学院)は山梨学院の首脳陣が絶賛する左の巧打者。バットコントロールは秀逸。

 瀬谷 大夢二松学舎大附)は今年の日本大進学予定の野手ではトップクラスの能力を持ったスラッガー。飛距離、脚力、肩の強さとすべてにおいてドラフト候補クラス。
4年後のプロ入りも十分に狙える。

 伊丹 一博浦和学院)は甲子園でも本塁打を放つなど、長打が多く、ほとんどの試合で安打を放って、浦和学院首脳陣からも高く評価されていた。守備力も高く、下級生から出番がありそうだ。

[page_break:【一覧】日本大の新入生]

【投手】
松岡 敏喜藤井学園寒川
亀井 颯玖樹徳
生方 碧莞前橋育英
内堀 遼汰神村学園
ルーテル学院高田 大輝ルーテル学院
糠谷 翔大中央学院
江川 颯太西日本短大附
足立 雄祐龍谷大平安
榎谷 礼央山梨学院
梅澤 纏鳥取城北

【捕手】
松浦 太河広島商
梅津 康生日大山形
高久 塁鹿島学園
山村 侑大天理

【内野手】
菊地 弘樹木更津総合
和田 瑞己尾道商
相澤 秀光山梨学院
徳永 光希英明
垣淵 祥太朗星陵
小松 聡真東洋大姫路
岩根 陽向小林西
西日本短大附山口 雄大西日本短大附
上加世田 頼希敦賀気比
富塚 隼介日大三
村上 慶太九州学院

【外野手】
澁谷 剛生山梨学院
竹田 宙鳥取城北
瀬谷 大夢(二松學舍大附)
伊丹 一博浦和学院

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.19

【東海】中京大中京がコールド勝ちで17年ぶり、菰野は激戦を制して23年ぶりの決勝進出<春季地区大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?