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15年巨人ドラフトは明暗分かれる ドラ1はトライアウト、ドラ4は新天地で奮闘中

2022.11.08

15年巨人ドラフトは明暗分かれる ドラ1はトライアウト、ドラ4は新天地で奮闘中 | 高校野球ドットコム
桜井 俊貴

 日本ハムで現在奮闘しているプロ7年目・宇佐見 真吾捕手(市立柏出身)は先日、結婚したことが報じられ、多くのファンから祝福のコメントが寄せられるなど、注目の的になっている。

 2022年シーズンは規定打席には届かなかったが、自己最多81試合に出場して237打席に立った。2023年シーズンは、さらなる活躍が期待されるが、ドラフト同期入団選手を見渡すと、明暗が分かれ始めている。

 宇佐見は2015年のドラフトで巨人4位指名で入団。同期は7人いたが、巨人で現役を継続しているのは2位指名を受けた重信 慎之介外野手(早稲田実出身)、7位指名の中川 皓太投手(広島山陽出身)の2人だけ。さらに重信はレギュラー奪取に至らず、中川も2022年は1軍登板がなく、苦しい1年だった。

 1位指名・桜井 俊貴投手(北須磨出身)、3位指名・與那原 大剛投手(普天間出身)は2022年オフシーズンに戦力外通告を受け、去就が注目される。

 5位指名の山本 泰寛内野手(慶應義塾出身)は阪神に移籍して2022年シーズンは86試合の出場。岡田新監督へアピールして、レギュラー入りをしたいところだ。

 6位指名・巽 大介投手(岩倉出身)、8位・松崎 啄也捕手(作新学院出身)はすでに現役を引退した。

 宇佐見の同期で現役選手は6人いるものの2人が戦力外、引退選手は2人と、明暗が分かれてきた。宇佐見のみならず、2015年の巨人ドラフト組が2023年に活躍することを期待したい。

<2015年ドラフト指名選手>
1位:桜井 俊貴投手(北須磨出身)
2位:重信 慎之介外野手(早稲田実出身)
3位:與那原 大剛投手(普天間出身)
4位:宇佐見 真吾捕手(市立柏出身)
5位:山本 泰寛内野手(慶應義塾出身)
6位:巽 大介投手(岩倉出身)
7位:中川 皓太投手(広島山陽出身)
8位:松崎 啄也捕手(作新学院出身)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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